「さはされど」

   さはされど 春眠におぼるる朝の枕辺にキリマンジャロの香を呼びいだす 目が覚めてしまつたからには今日の服着て眉を描き珈琲すする 川蝉が一応ダイブしましたといふかんじにて水しぶきあぐ いつぽんの棒にありたる縞蛇がふりさけしのち草へとはいる 山道を歩けば筋肉痛となる足なり筋肉あるをよろこぶ 屍のポーズに春の風がくるガンジス河辺のけむりに…

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