2017年05月31日

如月弥生すなはち年度末にして舗装道路の補修が繁し

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名前、忘れちやつた。
ラベル:短歌
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2017年05月30日

短歌人誌 900号記念 六月号より その1 会員2

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本当の気持ちが見えなかったのは胸ポケットのあるシャツだから     鈴掛真

   ポケットの分だけの厚みに、胸の内を透かし見ることができなかつた。
   あはれ、儚き恋心ならむや。


百万円一年預けて利子百円税を引かれて残り八円     谷たか子

    何とも圧倒的なる算用。


たしか国鉄最後の夜だアパートの外階段にさくらみてゐた     清郷はしる

   1987年のやうです。
   アパートの外階段に、昭和の青春を思ひだす。


バスを待つ波郷はどこへ行くならむ旅館ふきやは病院前下車     岩月園生

   俳人 石田波郷
     バスを待ち大路の春をうたがはず


春踊り舞へる娘の笠の紐したたる汗にしめりて垂るる     柿沼良訓

   かそかなるエロスもあり。


道徳上アンパンマンは大福になるべきものやと悩みおるらん     桃林聖一

   道徳の教科書検定で、郷土愛不足を理由に「パン屋」を「和菓子屋」に書き換えさせた、
   と言ふニュースに触発されたであらう歌。

   近所に、安くて美味しいパン屋さん、あります。
ラベル:短歌
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2017年05月28日

忍冬

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忍冬は、どうして「忍冬」と書いて「すいかずら」と読むのだろう。
ラベル:短歌
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