短歌人誌 九月号より その一

ときどきは監視カメラに目をやりて一時間ほど立ち読みをせり     岩月園生    万引き防止の監視カメラ。    昔みたいに店のおぢさんが咳払いかなんかして、回つて来ることはないんでせうね。 雨模様うかがううちに夏至となり鮎の香味に夏は来にけり     村井かほる    今年は鮎をいただかなかつたなぁ。 ネアカとは辛さを越えて行く力 アー…

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短歌人誌 八月号より その十

朝露の奥田愛基の面影の畢婆迦羅像の細きゆびさき     勺禰子                畢婆迦羅;ひばから    子の会吟行合宿in奈良での吟行詠。    奥田愛基はかのSEALDsの活動家。 うれしき日苦しき日さへなつかしくゆめのごとかり長く生きたり     原八重子    率直なる感懐にこころうたれる。 鯛焼きを二つに割りて三十と…

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