2016年03月31日

こさぎ一羽山陰本線橋桁をくぐり砂州へとおりてゆきたり

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本日五分咲き。


うらら日和でありました。
ラベル:短歌
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2016年03月30日

短歌人誌 四月号 会員2欄より好きな歌を その2

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自転車の通学許可番号(069)佳代ちゃんが張り間違えてしまった卯月   夏男・G

   掲載五首、佳代ちゃんが貼り間違えたステッカーの歌。なんなんだ!


こうはんせいはつたつしようがいといふ漢字がわからぬ   いなだ豆乃助

要するにコミュ症といふことか 窓の外 雪になれぬ雨がふる



天照大御神のふだ各家に年の終わりに配り終えたり   竹内博

   子供の頃、わたしの生まれた地域では、門松を印刷した札を各戸に配つてゐた。
   そのうち松や竹、梅の小枝を束ねたものになつた。


ストーブに向かい寄りそう魂ふたつおまえは犬でわたしは人で   田中佐智子


門口に近づけば「お疲れさま」とナビ 未だ車庫入れが残るといふに   鳥山かずみ


   しかり!


二婆から「いつ死ねるのか」と聞かれたり立春のよわき日差しもまぶし   高橋れい子


「また連絡する」とあなたは噛みすぎて味の無いガムみたいに言った   鈴掛真

   すつかりさめちまつてゐるの・・・。


ゼラニウムの真紅が映える冬のあさ静かに静かにリンパをながす   大住迪子


蕩尽のけぶる時代にあこがるるわれに煙草を喫む趣味はなし   鈴木秋馬
ラベル:短歌
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2016年03月29日

北山をとぢたる雪のカーテンが斐伊川にそひちかづききたり

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めじろ。


ウォーリーを探せ状態だけど、あしからず。
ラベル:短歌
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